2010年度の研究テーマ

  1. 沿道に立地する建物群による道路交通騒音減衰量の予測法

    沿道の騒音対策を検討するためには,沿道に立地する建物群による道路交通騒音減衰量の予測が必要である。当研究室では,これまでに平面道路と盛土道路に対する予測法F2006,F2006+を提案してきた。本研究は,曲線道路に対する予測法を提示することを目的とする。
    この研究では,音響模型実験やコンピュータ・シミュレーションが中心となる。
    Keywords:騒音予測, 建物背後, 音響模型実験, コンピュータ・シミュレーション

  2. 建物換気口のためのアクティブ騒音制御手法に関する研究

    換気口は建物外周部の遮音性能のボトルネックである。当研究室では,換気口から侵入する低音域の騒音の遮断にアクティブ騒音制御(ANC)手法が有効であることを明らかにしている。本研究は,生活音などのノイズに影響されない安定したANCシステムを考案することを目的とする。
    この研究では,音響信号のデジタル処理手法の開発や音響模型実験が中心となる。
    Keywords:アクティブノイズコントロール, デジタル信号処理, 音響模型実験

  3. ポリエステル不織布とそのリサイクル材による建築用吸音構造の開発

    当研究室は,F社との共同研究によりポリエステル不織布とその端材をリサイクルした吸音材料(PW,RPW)を開発した。本研究では,このPW,RPWを用いた実用的で優れた吸音性能を有する吸音構造を開発することを目的とする。
    この研究では,PW,RPWの吸音特性の理論解析と吸音率測定が中心となる。
    Keywords:吸音材料, リサイクル, ポリエステル不織布

  4. リスニングルームの音場に関する研究

    リスニングルームは音楽を鑑賞するためにふさわしい音響特性を備えていなければならない。本研究では,リスニングルームなどの比較的小規模の室に求められる音楽鑑賞のための音場特性について調査し,そのような音場を実現するための空間仕様について音場シミュレーションプログラムを用いて検討する。
    この研究では,リスニングルーム音場に関する文献調査と音場シミュレーションが中心となる。
    Keywords:リスニングルーム, 音場シミュレーション

  5. アジア発展途上国の自動車騒音調査

    経済発展を続けているアジア諸国の大都市では自動車騒音が社会問題になりつつあり,生活環境保全のための騒音対策が重要課題となっている。本研究は,インドネシア国Makassar市に着目し,Makassarの自動車騒音を調査して自動車騒音対策の基礎データとするものである。
    この研究では,Makassar市の自動車騒音調査と環境騒音GISを用いた騒音推計が中心となる。
    Keywords:環境騒音, インドネシア国マカサール市, 騒音調査


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